2021年05月26日
『健康で快適な家』ってどんな家?
こんにちは。まつだ工務店の松田幸二です。
先日ブログでお話しさせて頂いたウッドショック、まだまだ先行きは不透明なままですが、家づくりを計画されている皆さまに、少しでも役立つ情報を発信できればと思っています。
今回は『健康で快適な家』について少しお話しさせて頂きます。
そもそも健康で快適の基準ってあるの?
”健康”はなんとなく病気をしない家っていうイメージが浮かぶと思いますが、快適”って人それぞれ感じ方が違うのではないでしょうか。実は基準となる室温・温度があるのです。
冬の健康で快適な室温と湿度
【室温】18〜20℃ 【湿度】40〜70%
夏の健康で快適な室温と湿度
【室温】25〜28℃ 【湿度】40〜60%
この室内環境だと人は健康で快適に過ごせると言われています。
冬は湿度40%を下回ってしまうとインフルエンザウイルスが活発になり、感染リスクが高くなってしまう恐れがありますが、反対に湿度が高すぎると室内環境よっては結露が発生。カビの繁殖の原因になってしまうことも。
室温と湿度のバランスはとっても重要なのです。
WHOも室温18℃以上と強く勧告している?
WHO(世界保健機関)が2018年11月27日、住宅と健康に関するガイドラインを発表しています。
ここでは「18℃~24℃の室温で過ごしている健康的な座りがちの人々には明白な健康リスクはない」と明記されています。
断熱住宅と健康の関連性についてWHOが証明しており、室温18℃を下回る住宅は健康被害リスクが高くなるということなのです。
工務店選びのポイント
人生で最も大きな買い物になるマイハウス。できるだけ健康で長く暮らしたいですよね。家づくりで重要なのは”パートナー(工務店)えらび”だと私たちは考えます。
WHOが勧告しているように室温18℃以上は人が当たり前に得る権利です。
しかし日本には未だに夏は暑くて、冬寒い家を建てている工務店がたくさん存在しています。
もちろん工務店だけが悪いのではありません。WHOが勧告しているのも関わらず、
義務付けていない国にも大きな責任があると私は考えています。
あなたがもし、子供がすくすく健康で育って欲しいと願うなら、『全ての部屋、廊下、トイレの室温を18℃以上保てる』家づくりをしている工務店を探してください。
もちろん、まつだ工務店もそんな工務店のひとつです。
最後までお読みいただき有難うございました。