2022年10月24日
断熱リフォームで健康で快適な暮らしへ
こんにちは。まつだ工務店の松田です。
また冬が近づき、寒くなってきましたね。皆さまのおうちは冬対策出来ていますでしょうか。
新築住宅は省エネ基準が見直されたり、断熱性能がどんどんと向上してきているのに既存住宅は数十年前に建てられたままになっているのがほとんどです。新築当時よりも夏は暑く、冬は寒くなっていますし、建物の老朽化で隙間も増えているので年々暮らしづらくなっているのではないでしょうか。
このグラフからも日本の既存住宅は殆どが断熱性能を満たしていないことがわかります。冬は家の外よりも中の方が危険が潜んでいます。
実は家庭内の事故による死亡者数は交通事故による死亡者数の4倍ほどだと言われています。原因はさまざまですが、寒暖差によるヒートショックで命を落としている方も多く含まれています。
ずっと健康で快適に暮らすためには、今住んでいるお住まいの断熱リフォームが必要なのです。
断熱リフォームには主に3種類
まず1つ目は開口部(窓や玄関)に内窓を取り付けたり、既存のドアに断熱性の高い玄関ドアをカバー工法で取り付けする断熱する【開口部リフォーム】こちらは1日で終わることもあり、断熱リフォームの中では比較的お手軽に出来る工事となっております。
2つ目は【ゾーン断熱リフォーム】おうち全体となるとどうしても大きな出費になります。ゾーン断熱は必要な場所のみに断熱を施すリフォームです。寒さを感じやすいお風呂・脱衣室・トイレを中心に、キッチン・ダイ二ング・リビング・寝室などを再配置しなおして、その周辺だけを断熱します。
最後に屋根・壁・床など建物全体に断熱・気密施工を施す【まるごと断熱リフォーム】です。こちらは前述の2つのリフォームよりは費用も工期も掛かってしまいますが、熱の逃げる隙間が生じにくく、より断熱性能を向上させることができます。家の中に温度差が生じにくく、どの部屋にいても快適なので安心しておうちの中で過ごして頂くことが可能です
断熱リフォームは高気密高断熱住宅に強い会社に任せた方がいい理由
リフォーム会社さんでも断熱リフォームを行っていますが、私は日ごろから住宅の温熱環境に特化した住宅を手掛ける会社へ依頼した方がいいと考えます。
なぜならどこから熱が逃げるのか、隙間がどこに発生し、どう気密処理をすればいいのか判断しやすいからです。
まつだ工務店でも新築住宅ではすべての現場で気密測定(建物にどれくらいの隙間があるのかを第三者機関が測定)しているので、どこから空気が漏洩しやすいかなど予測がつきやすいです。
まつだ工務店では毎月相談会を実施しております。私たちは新築住宅はもちろんですが、この数十年数えきれない程のリフォーム工事を堺市で行ってきました。お住まいのお困りごとがあれば気軽にご相談いただければと思います。
最後までお読み頂いただき、ありがとうございました。