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2025年03月13日

地震対策

こんにちは、まつだ工務店の松田です。東日本大震災から今年で14年が経過しました。復興途中の東北の様子がニュースで流れていましたが、地震はあっと言う間ですが復興には何十年もの月日が必要なんですね。地震時の被害の様子を聞くと胸が痛みます。                              

最近、南海トラフの今後30年の発生確率が80%に引き上げられました。近くで大きめの地震があると南海トラフの影響調査中と出ることがあり、ニュースを見ると不安になり、事前準備のためにと非常食をぽちっとしてしまいます。どうせ使うものだから、どうせ食べるものだからで買いだめして1年後には必要なかったねって消費できる事を切に願っております。地震時の非常食の事を考えがちですが、大きな地震で怖いのは、家がつぶれ大切な家族の命が奪われてしまう事です。家は家族を守るものであって欲しいと常々思っております。その為、まつだ工務店は、耐震等級3を標準としたお家づくりをさせて頂いております。耐震等級3の構造基準を満たしていればいいわけではありません。地震に強い家は、壁面をそろえる箱型の家、窓の取り方、室内にも補強壁を追加する、開口が大きい場合は柱で補強をするなどさらに頑丈なお家にすることをお勧めしております。デザイン性に欠ける部分も出てきますが、できるだけ兼ね備えたお家を提案できる様にプランを考えております。土地の形状や、家族構成、予算などで条件を満たせない時は補強壁や柱をさらに増やす事で地震に強い家を建てることを絶対条件としております。これから建築するお家の場合は条件を満たすことができますが、既存のお家では地震に耐えられないおうちも沢山あると思います。特に1981年以前に建てられたお家では、可能であれば、耐震リフォームをお勧めいたします。地盤が弱いお家は建て替えをお勧めします。予算のかかる事なので、みんなが出来るわけではないので難しい問題ですよね。既存のお家の場合は、柱に囲まれた狭い空間やタンスなどが補強になるように上部をきちんと固定するなど、家のどの場所なら安全かを考えて地震が来たらをシュミレーションしておいてください。家から出る事もお家の下敷きになる事を防ぐことができると思います。

地震が来たら

💡揺れを感じたらすぐに身を守る行動に→物が落ちてこない・倒れてこない・移動しない場所に避難しましょう。まずは自分の命を守ることを最優先に。

💡揺れが収まってからの行動→割れたガラスなどでけがをしない様にスリッパや靴を履いて、おちついて周りをよく見ながら次の行動へ。火の始末・出口の確保・必要なら避難(家が倒壊しない?津波は大丈夫?   

💡避難することを考えて、非常持ち出し袋を準備しておく。

などなど地震対策を上げだしたら切りがないです。何よりも自分の命を守る事を優先してください。

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