2025年04月19日
学習環境が整う家づくり
こんにちは、まつだ工務店の松田です。
新学期が始まって、1週間とちょっと。クラス替えによるザワつきも落ち着き、授業もスタートし、ようやく日常生活が戻ってきた頃でしょうか。
新一年生のお子さんがいるご家庭だと、「友だちと仲良くしてるかな」「先生のいうこと聞いてるかな」と、まだまだ心配事も多いかもしれませんね。
宿題も出るようになり、自宅での学習習慣をつけることも求められますが、ご家庭の学習環境はいかがですか?

今の小学生はLDKで勉強するのが一般的ですが、ダイニングテーブルやリビングのローテーブルで宿題していたのは昔の話。現代では、多くの住宅に専用のスタディスペースが設けられています。
しかし、LDKのどこにスタディスペースをつくるかというのは、なかなか難しい課題のひとつです。
小学校低学年のうちは、キッチンのすぐそばにカウンターテーブルを設置することで、夕食の準備をしながらでも宿題に取り組む様子を見守ることができますし、わからないことをすぐに質問できる環境は、子どもにとっても理想的です。
しかし、小学校高学年にもなると、近くで見られていることを「見張られている」と感じることも増えてきます。そんな時に大切なのが、“少し遠くから見守る”距離感。
親の目が届く範囲でありながらも適度な距離を保つことで、お子さんの自主性や集中力を育むことができます。
そこでオススメしたいのが、リビングの畳コーナーを活用すること。

キッチンからは少し距離があり、ときどきゴロンと横になって休憩することもできる。イグサの畳にはリラックス効果や集中力を高める効果もあるといわれています。

畳コーナー以外では、昨今デッドスペースをスタディスペースとして使う事例が増えています。たとえば、スケルトン階段の下部スペースや2階ホールなど。
2階ホールを利用したスタディスペースは、吹き抜けを介して家族の気配を感じられつつ、ある程度の独立性もあるため、中学生や高校生になっても利用できそうですね。

お子さまの学習環境でお悩みの方は、まつだ工務店にご相談ください。
子どもの「学びたい」という気持ちを大切に育む住まい、お子さんの成長に合わせて変化する学習スタイルを、一緒に模索していきましょう。